当ブログ「理系男子のきこりんハウス」は、次のことを中心に取り上げたブログです。
- 家づくりの基礎知識
- 住友林業との家づくり
住友林業で2階建て40坪のマイホームを建築中である私が、経験談を記事にしました!
ぜひ、ご覧ください
今回は、我が家のトイレの仕様についてお話していきたいと思います。
我が家では、トイレは契約後に増額となった設備の一つです。
家づくり当初から「トイレいいものにしたいな~」と漠然と思ってはいたものの、予算が邪魔をしてずっとためらっていました。
最終的には予算を超えて採用しちゃうという、計画性ゼロなことをしてしまいました…。
そんなわけで、迷ったら念のため予算計上しておくことが大事だなぁと勉強になった設備でもあります。
この記事では、我が家のトイレの仕様として次の4点を中心にお話していきますね。
- 今の住まいのトイレへの不満ポイント
- 新居のトイレに対する要望
- トイレをグレードアップした経緯
- 最終決定した仕様
これからトイレの仕様を考えようとしている方! ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
早速、見ていきましょうっ!
・第二弾 キッチン(後編)
・第三弾 カップボード
・第四弾 お風呂
・第五弾 トイレ
・第六弾 洗面脱衣室
・第七弾 フローリング
・第八弾 玄関アプローチ
・第九弾 玄関ホール
今のトイレへの不満ポイント:玄関の真横にあること
これまで何度かご紹介しているとおり、今の住まいはかなぴ(夫)の社宅です。
室内は全体的に古いものの、トイレそのものに対する不満はそれほどなかったりします。
自分でも「なんでだろう?」という感じですが、もしかすると普段から古いトイレを使い慣れているからなのかも知れません。
ほら、公園とか公共施設のトイレって古いですし、会社のトイレも新しいとは程遠いですし…。
ただ、トイレそのものは良いのですが、トイレの位置が本当にダメ!!
玄関の真横に位置していて、しかも窓が付いているのでトイレを使っていることが丸わかりです。
さらに、社宅の階段-トイレ-玄関という位置関係なので、来客は必ずトイレ外を横切るんですよ…。
これは非常に大幅な減点ポイントなのです…イメージ画像はこんな感じ。
特に日が沈んでからは、トイレの電気をつけるとシルエットがまる分かりです。
新居のトイレに対する要望
先ほどご紹介した不満ポイントを踏まえて、新居のトイレに対する要望はこちらです。
- 玄関から見えないようにしたい
もう本当にこれです。これだけでいいです。
気軽にトイレに行きたいんです。
…
あ! あと、新居は2階建てなのでトイレも各階1つ欲しいと考えていました。
要望出してなくても各階1箇所だったし…
契約時:標準仕様のトイレで決定!
そんなわけで、トイレの位置さえ気にしてもらえれば設備仕様にはそこまでこだわっていなかった私たち。
標準仕様のままで契約することになりました。
簡単におさらいしておくと、「1階トイレ」「2階トイレ」「備品」のそれぞれの仕様はこちらの画像のとおりです。
ご覧のとおり、標準仕様のトイレはタンクレストイレではありません。
そのことは契約時にも理解していて、
「理想はタンクレストイレだよな~」
となんとなく思ってもいたのですが、予算的に余裕がなかったため採用を見送ることにしていました。
契約後:どんどん高い仕様になる1階のトイレ
一度は標準仕様で決定していたトイレですが、契約後にどんどん金額がアップしていきます。
金額アップに繋がってしまった主な要因はこちらの2点です。
- ショールーム訪問と営業さんの追い打ちでネオレストに
- 玄関ホールに手洗いを追加
金額アップ要因その1:ショールーム訪問と営業さんの追い打ちでネオレストに
金額アップ要因の1つ目は、「ショールーム訪問と営業さんの追い打ちでネオレストに」です。
家を建てる時って、キッチンやお風呂、トイレといった住宅設備のショールームを一度は訪問すると思います。
でも、多くの場合はハウスメーカーや工務店と契約してから、ショールーム訪問がスタートすると思うんです。
やっぱり、ショールームって最新の商品やグレードの高い商品をたくさん展示しているもの。
目を引く商品がズラッという感じです。
そして、TOTOのショールームを訪問してからは
というのが、妻の口癖になってしまいました。
さらに、そんな中でネオレストを決定づけたのが担当営業さんの一言だったのです。
とある日…
契約後の打ち合わせに営業さんが同席していました。
うちもトイレはネオレストなんです。
そう、営業さんは2年前くらいに自宅を建てていました。(もちろん住友林業です)
唐突過ぎて気の利いた返事ができずにいると…
そうなのです…
ネオレストのウォシュレットは「エアインワンダーウェーブ洗浄」といって、噴出される水玉の中に空気がめっちゃ入ってるんです。
この技術によって、痔持ちのケツに非常に優しいのです。
ちなみに、標準仕様のトイレのウォシュレットで使われている洗浄技術は「たっぷリッチ洗浄」といいます。(おさらい)
こちらはエアインワンダーウェーブ洗浄と比べると、しっかりした洗い心地が特長ということで、ケツあたりが強いのです。
私たち夫婦は慢性的に痔を抱えているわけではないのですが…
やっぱりほら、万全なコンディションが続くとは限らないじゃないですか。
いざという時に、エアインワンダーウェーブ洗浄が居てくれたら少しは救われるかな…!!
ということで、ネオレストの採用に踏み切ることになりました。
また、このウォシュレットの違いが一番の決め手ではありますが、それだけではなくて「きれい除菌水」や「フチなし形状」なども決め手の一つになりました。
金額アップ要因その2:玄関ホールに手洗いを追加
金額アップ要因の2つ目は、「玄関ホールに手洗いを追加」です。
設計さんにご提案いただいた初回の間取りでは、トイレが結構離れた位置にありましたし、
「ただいま~」
からスッと手洗いができるような動線にはなっていませんでした。
こんな感じです。
この初回間取りのトイレの位置だと、夜中にトイレに行ったときに目覚めてしまいそうでしたし、帰宅時の衛生面にも気を配りたいと考えたため、玄関周りは結構間取りを見直すことにしたんです。
その結果、トイレの位置を変えて、さらに玄関近くに洗面を作ることにしました。
こんな感じです。
そして、
「せっかく玄関近くに洗面を作るなら…」
ということで、洗面をこだわって造作することにしたんです。
トイレの手洗いを取り止めた分は減額になったものの、この選択によってかなりの金額アップに繋がってしまいました…
2階のトイレは標準仕様のままに
さきほどご紹介した感じでどんどん1階のトイレは高くなってしまったわけですが…
2階のトイレはというと、ほぼ標準仕様のままに落ち着きました。
2階のトイレが標準仕様に落ち着いた一番の理由は、やっぱり予算の問題です!
ただでさえ1階のトイレにお金をつぎ込んで予算オーバー状態だったので、2階のトイレにまで気を配る余裕がありませんでした…
ちなみに、「1階に力を入れる代わりに2階の費用は抑え気味にする」という考えは、今回の家づくりのテーマの1つでもあります。
最終決定した仕様:1階ネオレスト、2階標準仕様(タンク式)
このように契約前と契約後で紆余曲折ありながら、最終的に決定した仕様はこちらです。
1階のトイレ
まずは1階のトイレから。
項目 | 仕様(提案仕様には★をつけてます) |
採用したトイレ | ネオレスト AH2W ★ |
採用したリモコン | スティックリモコン ★ |
トイレ手洗い、タオル掛け | 不採用(玄関手洗いと兼用) ★ |
トイレ収納 | 壁埋め込み収納CSUS ★ |
トイレットペーパーホルダー | D.Brass 真鍮ペーパーホルダー(施主支給)★ |
1階のトイレについては標準仕様から色々と変更していますので、ちょっと細かくご紹介させてくださいね。
採用したトイレ、リモコン
まずトイレ本体ですが、先ほどご紹介したいきさつのとおりネオレストにしました。
ネオレストには、フチが直線的なAHと曲線的なRHがあります。
見た目はこちらの画像のとおりとなっていて、機能面での違いはありません。
また、AHはさらに細かくAH2WとAH1に機種が分かれていて、それぞれの機種しか持っていない機能が存在します。(これはRHも同じです)
- AH2W(RH2W)にしかない機能
- においきれい
- 瞬間暖房便座
- 室内暖房
- AH1(RH1)にしかない機能
- おまかせ節電
ちなみに、AH2Wの方が上位機種になっていて、
すみりん価格ではAH2Wが374,454円(諸経費込 / 税込)、AH1が344,036円(諸経費込 / 税込)となります。
続いて、トイレのリモコンも2タイプあり、標準タイプとスティックタイプとなっています。
私たちはスティックタイプを採用しました。
スティックタイプはおしゃれな反面、追加費用が数千円ほど必要になります。
さらに「ノズルきれい」「リモコン便ふた開閉」「パワー脱臭」といった、ネオレストに備わっている機能のリモコン操作ができなくなるそう…
トイレ手洗いは玄関洗面と兼用
トイレ手洗いについては、造作洗面と兼用にしているため、不採用としました。
まだ施工途中ではありますが、実際の現場写真はこのような感じです。
トイレ収納
トイレ内の手洗いを不採用にしたため、手洗いとセットになっていた埋め込み収納も外されることになりました。
そこで、トイレには別で埋め込み収納だけを用意することにしました。
このトイレの埋め込み収納は、通常であればサニタリーウォールといってトイレや洗面脱衣所専用の収納が入ります。
ただ、サニタリーウォールはカラーバリエーションが白一色しかないので、トイレ空間と綺麗にマッチするか怪しいのです。
そこで、室内で汎用的に利用できる壁埋込収納CSUSに変更することにしました。
収納のデザインは、このようにほとんど同じです。
壁埋込収納CSUSにすれば、オークをはじめとして全10色からカラー選択することができるようになるんです。
さらに、金額も数千円のアップで対応ができてかなりお得なんです。
- サニタリーウォール:14,501円(諸経費込 / 税込)
- 壁埋込収納:19,305円(諸経費込 / 税込)
※諸経費は12%、消費税は10%(諸経費計上後)で計算しています
これはTwitterで仲良くさせていただいている、すぎと松さん( : sugitomatsu)に教えていただきました。
トイレットペーパーホルダー
施主支給の代表格としても有名なトイレットペーパーホルダー…
我が家でもおしゃれなものを追い求めて施主支給することにしました。
そうして決定した商品が、「D.Brass 真鍮ペーパーホルダー」です。
お値段が19,580円(税込)と結構高いのですが、標準仕様と価格相殺するとほとんど変わらないのでよし!
商品について気になる方は、私の楽天ROOMでも商品紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
2階のトイレ
続きましては2階のトイレです。
満を持して登場したものの、ほとんど標準仕様のままなので駆け足でお送りしたいと思います。
項目 | 仕様(提案仕様には★をつけてます) |
採用したトイレ | タンク式トイレ STT340 J2 |
トイレ収納 | 壁埋め込み収納CSUS ★ |
タオル掛け | カワジュン SC-600-XC |
トイレットペーパーホルダー | カワジュン SC-603-XC |
唯一、標準仕様から変わっているところは、1階のトイレでも登場した壁埋込収納の部分となります。
とにかく費用削減です!
トイレ設備の価格:1階トイレ(約95万円)、2階トイレ(約12万円)
これまでご紹介してきたトイレ設備の価格をについてお話していきますね。
1階トイレと2階トイレをメリハリをつけて予算を投入した結果、このようになりました。
- 1階トイレ(計:957,151円)
- トイレ本体、リモコン
(380,146円:諸経費込 / 税込) - トイレ手洗い(玄関手洗いと兼用)
(538,120円:税込) ※インテリア工事なので諸経費無し - トイレ収納
(19,305円:諸経費込 / 税込) - トイレットペーパーホルダー
(19,580円:税込) ※施主支給
- トイレ本体、リモコン
- 2階トイレ(計:123,718円)
- トイレ本体
(94,162円:諸経費込 / 税込) - トイレ収納
(19,305円:諸経費込 / 税込) - タオル掛け
(5,840円:諸経費込 / 税込) - トイレットペーパーホルダー
(4,411円:税込) ※施主支給
- トイレ本体
※諸経費は12%、消費税は10%(諸経費計上後)で計算しています
標準仕様のトイレの金額は次のとおりでしたので、
参考)標準仕様のトイレの価格
- 1階トイレ設備:248,051円(諸経費込 / 税込)
- 2階トイレ設備:118,913円(諸経費込 / 税込)
1階トイレ設備は709,100円の金額アップ、2階トイレ設備は4,805円の金額アップとなりました。
まとめ:我が家のトイレについて
さて、この記事では我が家のトイレについてまとめてきました。
仕様の全体像はこちらです。
まずは1階のトイレです。
項目 | 仕様(提案仕様には★をつけてます) |
採用したトイレ | ネオレスト AH2W ★ |
採用したリモコン | スティックリモコン ★ |
トイレ手洗い、タオル掛け | 不採用(玄関手洗いと兼用) ★ |
トイレ収納 | 壁埋め込み収納CSUS ★ |
トイレットペーパーホルダー | D.Brass 真鍮ペーパーホルダー(施主支給) ★ |
続いて2階のトイレです。
項目 | 仕様(提案仕様には★をつけてます) |
採用したトイレ | タンク式トイレ STT340 J2 |
トイレ収納 | 壁埋め込み収納CSUS ★ |
タオル掛け | カワジュン SC-600-XC |
トイレットペーパーホルダー | カワジュン SC-603-XC |
そして、それぞれの価格はこちら。
- 1階トイレ(計:957,151円)
- トイレ本体、リモコン
(380,146円:諸経費込 / 税込) - トイレ手洗い(玄関手洗いと兼用)
(538,120円:税込) ※インテリア工事なので諸経費無し - トイレ収納
(19,305円:諸経費込 / 税込) - トイレットペーパーホルダー
(19,580円:税込) ※施主支給
- トイレ本体、リモコン
- 2階トイレ(計:123,718円)
- トイレ本体
(94,162円:諸経費込 / 税込) - トイレ収納
(19,305円:諸経費込 / 税込) - タオル掛け
(5,840円:諸経費込 / 税込) - トイレットペーパーホルダー
(4,411円:税込) ※施主支給
- トイレ本体
※諸経費は12%、消費税は10%(諸経費計上後)で計算しています
ということで、トイレ設備はあわせて1,080,869円(諸経費込 / 税込)となりました。
結構細かいところで仕様を上げてしまったという点と、玄関洗面を造作にしたことでかなりの費用アップに…。
でも、1階トイレは少なくとも1日1階は使う設備ですし、
造作洗面は妻の夢でもあったため、予算を費やしたことは成功だったかな~と思っています。
よかったら、みなさんのトイレ選びに役立ててくださると嬉しいです♩
住んでみた感想についても、いずれ記事にまとめていきたいと思いますので、またご覧くださいね。
我が家の仕様については今後も発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!
では、今回はこのへんで。
おしまい。
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