当ブログ「理系男子のきこりんハウス」は、次のことを中心に取り上げたブログです。
- 家づくりの基礎知識
- 住友林業との家づくり
住友林業で2階建て40坪のマイホームを建築中である私が、経験談を記事にしました!
ぜひ、ご覧ください
今回から2回に分けて、
我が家の玄関の仕様についてお話していきたいと思います。
玄関と言えばお家の顔!
来訪者が一番目にする場所ですし、
私たち自身も外出や帰宅時に必ず通る場所です。
最近のトレンドでは、
「エントランスクロークを作って、来訪者と家族の動線を分ける」
「玄関付近に洗面を作って、帰宅時にすぐ手洗いができるように」
など、従来には無かったアイデアによって、
玄関周りに対する考えがどんどん柔軟になってきています。




今回は玄関の記事の第一弾ということで、
屋外の空間となる「玄関アプローチ」についてお話していきますね。
お話のポイントはこんな感じです。
- 我が家の土地の情報
- 玄関アプローチの設計図
- 玄関アプローチを写真でご紹介
- 当初の設計案から変更した箇所
これまでの我が家の仕様紹介の記事では、
「旧宅(社宅)の不満ポイント」
を紹介していましたが…
社宅はアパートでして、専用の玄関アプローチはそもそもないので、
今回は紹介内容から除外しています。
これから玄関の仕様を考えようとしている方!
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
早速、見ていきましょう!
我が家の土地の情報をご紹介:分譲地の一画
これは完全に自論ではありますが、
玄関アプローチを語る上では…
「どんな土地ですの?」
というのをまずお伝えしておかないとダメだと思うんです。
そういうわけで、
まずは土地の話を少し触れさせてくださいね。
私たちが住んでいる地域は四国の地方都市ということもあって、
分譲地が売り出されていることがかなり多いです。
そういった地域柄に加えまして、
といった想いによって、
分譲地の土地を購入することにしました。
私たちが購入した土地と、分譲地のイメージ図はこのような感じです。
さらに、造成中のものですが、実際の写真もどどん。
これらの画像をご覧いただくとお分かりのとおり、
北面、東面、南面が分譲地内道路になっていますので、
「玄関の位置や、玄関アプローチは相当自由度が高く設計することができる」
という土地だったのです。
この土地の情報を
「ふーん」
と頭の片隅に置いていただいてもよいでしょうか?
では、
引き続き、玄関アプローチの紹介に進んでいきたいと思います。
玄関アプローチの設計図のご紹介
ここからは玄関アプローチの設計図面について、
ご紹介していきますね。
先ほどご紹介した土地に対して、
我が家はこのような形で建っています。
カタカナの「ト」の字のような少し特殊な形をしていて、
青色で囲っているところが玄関アプローチと玄関の位置です。
これをさらに図面でご紹介するとこんな感じ。
とかいう細かいツッコミは置いておいて…
土地と建物、そして玄関アプローチ部分の位置関係について、
なんとなくでもお分かりいただけたでしょうか?
そして、


と、もし思ってくださった方がいれば、
そうなんです。
玄関アプローチの広さは割とこだわったポイントなのです。
幅が1.5mくらい、奥行きは4.5mくらいあります。
いざ住み始めると、広くて何かと便利だったりします。
このあと実際の写真でご紹介してきますね!
玄関アプローチの実際の写真はこれだっ!!
設計図面のご紹介もできたところで、
実際の写真をアングル別でご紹介させてください♩
ではまず、さきほどの土地の写真と同じアングルから。
玄関アプローチというか、外観のご紹介っぽくなっていますが、
分譲地の入口側からはこのような感じに見えます。
念のため、もう一度設計図の抜粋をおさらいしますね。
ちょっと横に広がっている部分のところです。
話を戻して、
この実際の写真をご覧いただくとお分かりのとおり、
外壁の一部にタイルを使っています。
もっと近くとこんな感じです。
この外壁タイルは平田タイルのアンティグランといいまして、
住友林業のオリジナルタイルなのです。
個人的には、アンティグランのデザインと質感は最高だと思っています!
実際、2020年度にグッドデザイン賞も受賞している代物なのです…!!
夫婦ともにめちゃくちゃ気に入っているので、
このまま熱く語りたいところですが、
外壁の話に脱線しちゃうので、また別記事でご紹介しますね。
そして、足元にちらっと写っているポーチタイルは、
名古屋モザイク工業のコットメントという商品です。
以前ご紹介した、標準仕様の玄関の記事の中で、
「ポーチタイルはLIXILのグレイスランドだよ~」
というお話をしたことがあるのですが、
このグレイスランドは300角といって、
タイル(目地含む)の縦横が300mm×300mmという大きさの商品です。
一方で、我が家では設計さんの推しがあって、
600角(600mm×600mm)のコットメントになりました。
当時のやりとりはこんな感じです。


で、そのまま提案を採用した感じです。

実際、コットメントを採用するだけで、
アプローチの雰囲気がすごく良くなったので、
お金が掛かっても採用して本当に良かったと思います。
ちょっと話が逸れちゃいますが、
うちはこんな感じで、
「お任せでよろしく!」
で、そのまま採用したモノが結構あります。
そのあたりのお話については、
また今度まとめてみますので、投稿をお楽しみに♩
では、気を取り直して…
この外壁タイルの写真の位置から、反対側(左側)に目を向けると、
外用のコンセントと、さらに電気自動車用のコンセントがあります。
住んで半年となる現在まで、
このコンセントたちが活躍したことは無いのですが、
今後使う場面はちょくちょくあるかなぁと思っています。
そして、アプローチ正面に向き直ると、
そのままお庭が見えるような設計にしています。
それがこちらです。
そして、この位置から上を見上げると、
リブ木目調V軒天が「ばばんっ!!」と目に映ります。
なお、このリブ木目調V軒天と呼ばれる、
木目調っぽく見えるアルミ製の軒天は、
提案仕様(オプション)の商品となっています。(2021年度時点)
なのですが、
とっても人気で、かつ価格も良心的なので、
住友林業のお家での採用率はめちゃくちゃ高いです。
※軒天1枚(12mm×910mm×1820mm)あたり7,109円(諸経費込 / 税込み)
このあたりのお話については、
住友林業の屋根についてまとめた記事でご紹介していますので、
そちらもぜひご覧ください♩
そして最後は玄関入口の写真です。
このドアノブの横にある謎の黒い物体は、
森田アルミ工業さんの玄関用マルチフック商品「vik」という商品です。
こちらの商品は何かと便利でして、雨の日には傘を引っ掛けたりできます。
このほかにも、
我が家では、
「園芸グッズをちょっと引っ掛けたいとき」
などの場面でも利用しています。
ちなみにこの商品、表面は弾力性のある樹脂でできています。
これによって、ぶつかってもケガをしにくいですよ!といった安心感や、
触れたときの柔らかな使用感を与えてくれるという憎いヤツです。
というわけで、
計7枚の実際の写真をお届けしてみました。
なにか1つでも参考にしていただけるポイント…
ありましたでしょうか?
「そんなポイントあったよ!」
「もうちょっとコレ聞きたいな」
みたいなご意見がありましたら、どしどしお寄せください♩
玄関アプローチは当初から結構変更してます
ここで、玄関アプローチの初回提案の話を少し…
我が家の設計さんはセンスが本当に素晴らしい方でしたので、
初回の間取り提案の内容から変更した箇所はかなり少ないです。
でも、玄関周りだけは結構変更を加えることになりました。
それは設計さんのセンスが悪かったというわけではなくて、
といったように、
後から追加で要望が出てきたことが原因です。
それで、
どんな風に変更になったかと言いますと…
当初の間取り案はこのような感じ。
今の間取りと比較したときに、
当初の間取りの特徴はこんな感じになります。
- 玄関ドアは北面に
- 玄関アプローチの奥行きは短め、幅は広め
- お庭への抜け感は玄関ドアを開けてから
実際に住んでみての感想としては、
この提案の内容もとっても素敵だとは思うものの、
「やっぱり今の間取りで良かったな~」
と日々実感するところです。
まとめ:広めにとった玄関アプローチをご紹介しました
今回は、お家の顔とも呼べる玄関の仕様の中で、
屋外の空間である「玄関アプローチ」についてお話しました。
我が家はビルトインガレージを設置していません。
その代わり、玄関アプローチを広めにして、
「ちょっとしたモノを置ける便利空間」
「目線の抜けを意識した私たちなりのこだわり空間」
といった感じで仕上げることができました。
建築中に大工さんからも
「めっちゃ大きいっすよね!?」
みたいに褒めていただけたので、
我が家にとっては、自信を持ってお届けできる空間です♩
もし「ビルトインガレージは不要だよ!」という場合は、
広めの玄関アプローチの案を、良かったら参考にしてみてくださいね。
では、今回はこのへんで。
次回は玄関のご紹介の第二弾として、
屋内にある玄関周りの仕様についてお話したいと思います。
おしまい。