ここまで知れば間違いなし!知識ゼロから学ぶフローリング(特徴編_後編)

20200303_フローリング評価_後編
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こんにちは、かなぴです。
(Twitter : Kanapi_House)

フローリングに関する記事の第2弾の後編です。

第2弾は特徴編ということで、「無垢フローリング」と「複合フローリング(3種類)」について、見た目や踏み心地、メンテナンス性などを勝手に評価していくことにしていました。

後編では、熱耐性、補修性、価格の項目を評価していきます。

 

<第1弾はこちら>

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<第2弾_前編はこちら>

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家を建てるときに知っておきたい施主向けの知識です。マニアックな内容は含みません。

 

 

 

目次

第2弾_前編のおさらい

後編の評価に入る前に、前編のおさらいを簡単にしていきます。

覚えてるよ~!という方は飛ばしていただいてOKです!

評価の前提条件は2つ!

評価にあたっては、こちらの2つの前提条件を付けることにしました。

 

  1. 品質がある程度高い商品であること
  2. 塗装方法を仮定する(オイル塗装、ウレタン塗装/UV塗装)

 

②については、住友林業クレストが取り扱うフローリングを元に仮定しました。

それが、こちらの5つの分類です。

 

  1. 無垢フローリング(オイル塗装)
  2. 無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
  3. 挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
  4. 突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
  5. シート系フローリング

評価項目と前編の評価結果

評価の項目は7項目として、それを5段階で評価していくこととしていました。

それがこちらです。

  • 特徴編(前半)で評価する内容 ★前回の記事★
    • 見た目
    • 踏み心地
    • メンテナンス性
    • 傷/汚れ耐性
  • 特徴編(後半)で評価する内容 ★今回★
    • 熱耐性
    • 補修性
    • 価格
私かなぴの個人的な見解になります!その点ご注意ください。

 

前編でご紹介した項目の評価もご確認ください。

無垢フローリング
(オイル塗装)
無垢フローリング
(ウレタン塗装/UV塗装)
挽板フローリング
(ウレタン塗装/UV塗装)
突板フローリング
(ウレタン塗装/UV塗装)
シート系フローリング
見た目
踏み心地
メンテナンス性
傷/汚れ耐性

 

各フローリングの評価(後編)

では、評価(後編)に進んでいきましょう!

まずは熱耐性からです。

熱耐性の評価

熱耐性価の観点は、外気等の温度変化に左右されないかどうかです。
各フローリングの私の評価結果はこちらです。
熱耐性の評価
無垢フローリング(オイル塗装)
無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
シート系フローリング

熱耐性は、床暖房を採用するかどうかで評価が大きく変わる項目です。

 


無垢フローリング(オイル塗装): 


 

  • 年中快適な温度(広葉樹はひんやり感じる場合もあり)
  • 湿度面でも快適
  • 寸法安定性が低く膨張/収縮する
  • 床暖房との相性は最悪

 

まずは良い点からです。

無垢フローリングは空気の隙間が存在することで熱伝導率が低いです。

このため、外気温の変化による影響をかなり受けにいです。
冷暖房が稼働していない室内でもフローリングは快適な温度を保ってくれます

 

フローリングの温度の感じ方は、空気の隙間の違いから針葉樹と広葉樹で異なります
特に冬の寒い日に違いを感じる場合があります

  • 針葉樹は、冬の寒い日でもほんのり暖かく感じることもあるくらい快適性が高いです
  • 広葉樹は、冬の寒い日になると少しだけひんやりと感じる場合もあります

 

また、無垢フローリングは調湿機能を持っています

湿気が多い空間では湿気を吸ってくれ、乾燥する空間では水分を放出してくれます。
湿度の面でも快適性が高いです。

 

次に悪い点です。

前編でもご紹介のとおり、無垢フローリングは外気温や湿度によって膨張/収縮をするといった特徴があります。

これは、寸法安定性が低いといった言葉で表現されることが多いです。

 

寸法安定性とは…

温度や湿度等が変化しても、元の形を保ち続けられるかどうかの度合いのこと

 

寸法安定性が低いため、膨張した場合に備えて予めフローリングのつなぎ目に少し隙間を設けて施工するのが一般的です。
(隙間を開けずに施工してしまうと、膨張した場合にフローリングが盛り上がってしまいます)

このため、メンテナンス性の評価でもご説明のとおり、隙間部分にゴミが溜まりやすくなります。

さらには、膨張して隙間が埋まると、歩いたときに床からギシッと音がすることがあります。
これは床鳴りと呼ばれる現象です。

 

寸法安定性が低いことによる影響はほかにもあります。

無垢フローリングは高温に弱いです。
長時間高温状態が続くとフローリングが反ってしまいます。

この理由から、床暖房との相性が非常に悪いです。

 

一方でそんな中、それでも床暖房を入れたい!という施主の声を受け、床暖房に対応した無垢フローリングが登場してきています。

具体的には、フローリングの横幅を狭くすることで反りの影響を少なくしています。
これによって寸法安定性を向上させているケースが多いようです。

 

ただ、この床暖房対応の無垢フローリングにすると、新しくデメリットが2点ほど出てきます。
結局はトレードオフの関係にあります。

 

  1. 床暖房に対応したフローリングは通常より高額になる
  2. 横幅を狭くすることでデザイン性がやや落ちてしまう

 

かなぴ
これ以外にも、元々無垢フローリングは熱伝導率が低いことが売りなので、床暖房効率も良くないのかも知れません

 


無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


 

  • 年中快適な温度(広葉樹はひんやり感じる場合もあり)
  • 湿度面でも快適
  • 寸法安定性が低く膨張/収縮する
  • 床暖房との相性は最悪

 

基本的には無垢フローリング(オイル塗装)とほぼ変わりありません。

厳密に言うと、塗膜の部分は木よりは多少熱伝導率が高いため、塗膜による影響を受ける可能性はあります。

ただ、違いを感じることは無いと言っていいレベルだと思います。

 


挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


 

  • 寸法安定性が高く膨張/収縮しない
  • 床暖房が導入できる
  • 冬場は冷たさを感じる

 

挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)からは、基礎材が良い方にも悪い方にも作用します。

 

まずは良い点からです。

基礎材によって寸法安定性が抜群に良くなり、膨張/収縮が発生することがほとんどなくなります

また、高温にも強くなるため床暖房の導入も可能になります。
もちろん横幅が広い状態のままで導入できます。
デザイン性が低下する心配もありません。

 

次に悪い点です。

空気を含まない基礎材は熱伝導率が高く、外気温の影響による影響を受けやすくなってしまいます

これは無垢フローリングと比べると明らかに違います。
冬場は冷たさを感じることも多いと思います。

ただ、素足では耐えられない!という方はいないレベルかなと個人的には思います。

 

このため、床暖房を導入しない場合は、座ったり横になったりする箇所だけラグを敷いてあげたり、ホットカーペットやこたつをうまく使ってあげると快適に過ごせると思います。

 

ということで、ここでの総評としては、「無理なく床暖房を導入できる」、「素足での生活も十分可能」、「床暖房を導入しない場合も低コストで対策可能」といったように、ご家庭によって選択肢を広くできる点を踏まえて、無垢フローリングよりも一歩リードした評価にしています。

 


突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


 

  • 寸法安定性が高く膨張/収縮しない
  • 床暖房が導入できる
  • 冬場はかなり冷たい

 

まずは良い点から。

ここは挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)との違いは無いと言って良いと思います。

厳密には木の厚みが薄くなるために、突板フローリングの方がわずかに寸法安定性は向上するとは思います。

ただ、挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)がすでに安定感抜群です。
ありがたみを感じることはないと思います。

 

悪い点は、ほぼ基礎材になるために熱伝導率が相当高くなり、外気温の影響をモロに受ける点です。

冬場の突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)はとにかく冷たいです。

特に廊下は、素足で歩けない!という方もいると思います。
スリッパ推奨です。

 

 


シート系フローリング: 


 

  • 寸法安定性が高く膨張/収縮しない
  • 床暖房が導入できる
  • 冬場はかなり冷たい
  • 夏場は不自然に暖かい場合がある

 

基本的には良い点、悪い点ともに突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)と同じような内容です。

 

ただ、追加で1つ悪い点があります。

それは、冬場が冷たいというのはもちろんですが、夏場についても日が当たる場所は不自然に暖かくなることです。

このため、評価としては突板フローリングと差別化しました。

 

補修性の評価

補修性の評価の観点は、傷や汚れが付いたときに元通りに補修できるかどうかです。

各フローリングの私の評価結果はこちらです。

補修性の評価
無垢フローリング(オイル塗装)
無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
シート系フローリング

 


無垢フローリング(オイル塗装): 


 

  • ヘコミ傷はすぐ補修できる
  • 表面を削ると新品同様になる
  • 特になし

 

無垢フローリング(オイル塗装)は傷や汚れが付きやすい一方で、意外にも補修性は高いです。

良い点ばかりだと言ってもいいと個人的には思います。

 

では、その良い点についてです。

まず、ちょっとしたヘコミ傷は気になったタイミングで補修可能です。

補修方法は傷付いた箇所に濡れたタオルなどを置き、その上からアイロンを当ててあげるだけです。

そうすると、木が膨張して傷を目立たなくしてくれます。

 

また、サンドペーパ(=紙やすり)で木目方向にこしこししてあげることで、表面が若干削れて新品同様にすることもできます

この方法は、ちょっとした傷に加えて表面のシミ汚れにとても有効です。

 

削ったあとは再度オイル塗装をしてあげましょう!
削ると塗装はセットメニューです。

ただ、フローリングが経年変化して色合いが変わっていると、削ったところだけが妙に新しくなるのでご注意ください。

 

ちなみに、施工業者の方にお願いして、フローリングの表面全体を削ることができます。
これにより一気に新築のような綺麗な状態に戻せます。

特に、お子様が小さいうちはおもちゃ傷などが付くことを許容しておき、ある程度成長した時点で一気に削るといったケースがあるようです。

繰り返しになりますが、経年劣化も綺麗に戻ることになりますので、その点はお忘れなく。

 

このように高い補修性を持っていますが、深いヘコミ傷に関しては、施工業者の方の力をもってしても補修しきれないことがあります。

その場合は思い出として残しておいたり、何かでそっと隠してしまいましょう…。

 


無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


 

  • ヘコミ傷はすぐ補修できる
  • 表面を削ると新品同様になる
  • 削る場合は施工業者に依頼が必要

 

基本的には無垢フローリング(オイル塗装)と補修面で大きな差はありません。

ただし、悪い点(注意点)として、表面を削った後のウレタン塗装/UV塗装は施主ではできません
施工業者の方にお願いする必要があります。

そうは言いつつも、傷/汚れ耐性の評価でお話したとおり、汚れに関しては塗膜の力でかなり強くなっています。

このため、無垢フローリング(オイル塗装)と比較すると削って補修したい場面は少なくなることから、そこまで影響も無いのかなと思います。

 


挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


 

  • 特になし(傷/汚れ自体には強い)
  • 補修キットで補修した箇所がわずかに目立つ

 

挽板フローリングになると、木を膨張させて傷を目立たなくさせることや、フローリング表面全体を削るといったことができません

 

木の厚みが1.0mm~2.0mm程度なため、厚みのある商品であれば削ることは可能だとは思います
ただ、削って補修することを推奨している情報が無さそうでしたので、ここでは「削ることはできない」と表現します

 

補修する場合は市販の補修キットを使う必要があります。

もちろんかなり綺麗に補修はできますが、見た目の仕上げはどうしても違ってきますので、ここは悪い点に整理しておこうと思います

補修キットには、傷を隠す床用のクレヨンやマニキュアタイプのペン、ヘコミ傷の部分の充填材として利用するパテなどいろいろあります。

ただし、大きなヘコミ傷やシミなどの汚れは補修キットでは限界があります。
施工業者の方のお力をお借りしましょう。

 


突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


 

  • 特になし(傷/汚れ自体には強い)
  • 補修キットで補修した箇所がわずかに目立つ

 

挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)と大きな違いはありません。

ただ、木の厚みが薄いぶん大きなヘコミ傷になりにくいため、こうした傷の補修をする場面はほとんど無いのかな?と思います。

また、このあとにご紹介しますが、突板フローリングになると価格がお求めやすくなります。
このため、傷や汚れが目立って仕方ない場合は張り替えてしまう方法もあるかなと思います。

 


シート系フローリング: 


 

  • 特になし(傷/汚れ自体には強い)
  • 補修キットで補修した箇所がわずかに目立つ
  • シート剥がれの補修が難しい

 

シート系フローリングは傷や汚れに強い一方で、補修性はなかなか厳しいです。

基本的には、突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)と大きく変わりません。
ただし、悪い点として1点大きな違いがあります。

それは、シートが剥がれという新たな傷に対する補修が発生することです。

 

シートが剥がれた場合は再接着をしてあげることになります。
これを施主がきれいに再接着することは難しいです。

このため、施工業者の方にお願いして補修することになりますが、やはりお金がかかります。

シート系フローリングは他のフローリングと比較して価格が安いです。
お金をかけて補修する費用対効果が低くなってしまうのかなと思います。

ほかにも、剥がれたシートが生き別れになってしまい再接着できないケースもあります。

 

そんなわけで、傷や汚れがどうしても気になる場合には、いっそ張り替えたほうが楽なのかも知れません。

張り替えたことがあるよ!という方がいらっしゃいましたら、情報お待ちしてます。

 

価格の評価

価格の評価の観点は、単位面積当たりの価格が安いかどうかです。
各フローリングの私の評価結果はこちらです。安い方が星の数が多いです。
また、ここではホームページ等に載っているメーカー価格での評価ではありません。
実際に導入しようとしたときの価格に近い目線で評価するように努めました。
価格の評価
無垢フローリング(オイル塗装)
無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)
シート系フローリング

 


無垢フローリング(オイル塗装): 


無垢フローリングの悪い点として真っ先に挙げられる項目の1つが、とにかく価格が高いということです。

商品によって大きく価格が変わるため、目安価格になりますが、当たり前のように1㎡あたり10,000円以上します

帖や坪で換算すると、1帖(約1.65㎡)なので16,500円、1坪(約3.31㎡)なので約33,100円とお考え下さい。

なんと1㎡あたり50,000円以上する場合もあります。
貴族の家か!

 

このため、無垢フローリングを採用する場合は、建築費用の中でフローリングが占める割合が少し大きくなります。

可能であれば実際に店頭で見たり触ったり、サンプルを取り寄せたりしながら決断することをオススメします。

 

ちなみに、第一弾でご紹介したとおり針葉樹のほうが価格は安いです。
中には1㎡あたり5,000円以下の商品などもあります。

 


無垢フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


無垢フローリング(オイル塗装)と内容は同じになります。

基本的には塗装の種類も決まった状態で販売されています。
このため、塗装だけの違いで価格差を出すのは難しいです。
(塗装費用だけを調べたところ、差があったとしても1㎡あたり1,000円程度の違いのようなので、そんなに影響はなさそうです)

 

塗装の違いよりは、木材の違いのほうが価格に与える影響ははるかに大きいため、同じと言い切っていいかなと思います。

 


挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


挽板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)の価格については、「安くない」という表現がぴったりかなと思います。

同じ木材を使用した無垢フローリングよりは安いのは間違いないです。
ただ、フローリング全体の価格相場と比較すると高い部類に入ります。

また、高い木材の挽板フローリングと、お求めやすい木材の無垢フローリングを比較すると、当たり前のように価格の逆転現象が起きます。

 

さらに、有名な建材メーカーでは、こだわり抜いた挽板フローリングをブランド商品として販売しているケースが多いです。
これらは質/価格ともにかなり高くなります。

目安として1㎡あたり10,000円以上する商品も多いです。

 


突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装): 


突板フローリング(ウレタン塗装/UV塗装)になると、相当お求めやすい価格になります。

目安として1㎡あたり5,000円程度の商品が多いかなという印象です。

かなり個人的な見解ですが、1㎡あたり10,000円以上する商品はほとんどありません。
1㎡あたり5,000円以下の商品もたくさんあるといった認識です。

 


シート系フローリング: 


シート系フローリングは、価格面では最もお求めやすいフローリングになります。

目安として1㎡あたり5,000円以下の商品が多いです。

なお、前編でDAIKENのトリニティをご紹介したように、シート系フローリングの中にもこだわった商品もあります。

こうしたこだわりの商品にした場合は、1㎡あたり5,000円~10,000円程度になる場合が多いと思います。

7項目の評価結果の一覧

前編でご紹介した内容も含めて、これまでの評価結果の一覧はこちらです。

無垢フローリング
(オイル塗装)
無垢フローリング
(ウレタン塗装/UV塗装)
挽板フローリング
(ウレタン塗装/UV塗装)
突板フローリング
(ウレタン塗装/UV塗装)
シート系フローリング
見た目
踏み心地
メンテナンス性
傷/汚れ耐性
熱耐性
補修性
価格

 

へー!と思われる方や、私の考えとは違う!!と思われる方など、それぞれの感想やご意見がおありかと思います。
とある施主の見解として参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

結局どのフローリングがいいの?

それは…わかりません

ここまで語っておいてそれか!という感じですが、各家庭でご夫婦の考えや家の予算、こだわりポイント(予算の分配割合)などが違いますし…。

ありきたりですが、やはり大事なことは、

  • フローリングについて、知るべきことをきちっと知っておく
  • 夫婦で納得した選択をする
  • 一度選択して決めたことに自信を持って、後悔しない

ということなのかなと思います。

 

ちなみに、我が家は2階建てで、1階は無垢フローリング(オイル)、2階はシート系フローリングを採用しています。

このように選択した理由は、「1階は老後も含めてメインの居住空間であり来客を招く場合も多いこと」、「2階は将来利用頻度が落ちることが想定され来客が足を踏み入れることが少ないこと」の2つです。

そのほかの住宅設備(トイレなど)も、基本的にはこの方針に沿ってグレード選択をしています。

良かったら参考にしてみてください。

 

 

 

まとめ

前編から続いて長くなってしまいましたが、フローリングの第2弾は特徴編ということで、「無垢フローリング」と「複合フローリング(3種類)」について、どのフローリングを選ぶか判断するうえで大事だと思われる7つの項目を5段階で勝手に評価することにしました。

評価の内容は、さきほど一覧でまとめましたのでここでは省略します。

 

フローリングは家の中でもとても大事な要素です。

今回の特徴編が、少しでもみなさんのフローリング選びにお役立ていただけると嬉しいです。

 

また、導入編と特徴編で、フローリングに関して押さえておきたい知識は一通りカバーできたかなと思います。

次回からは、もう一歩進んだ参考知識として、「住友林業で採用できるフローリングの特徴と価格」「代表的な建材メーカー」についてご紹介していきたいと思います。

おしまい。

20200303_フローリング評価_後編

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この記事を書いた人

四国在住の住友林業の施主。
昭和の社宅から40坪2階建て住宅への引っ越しを夢見て家づくりに奮闘し、2021年11月に新居を建てました。
施主ブログが家づくりに役立った経験から、恩返しのため施主ブロガーとしての道を歩むことを決意。
猫をこよなく愛するも、妻は犬派。
Twitter : 家系ブログを盛り上げる会の会員。

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