★ブログデザインの変更に伴い、2022年8月の記事をリニューアルしました★
かなぴです。(:Kanapi_House、:kanapi_house)
当ブログ「理系男子のきこりんハウス」は、次のことを中心に取り上げたブログです。
- 家づくりの基礎知識
- 住友林業との家づくり
住友林業で2階建て40坪のマイホームを建築中である私が、経験談を記事にしました!
ぜひ、ご覧ください。
さて、前回に引き続きまして、
我が家の玄関の仕様についてお話していきたいと思います。
今回は玄関の記事の第二弾ということで、
屋内の空間となる「玄関ホール」についてお話していきますね。
まえがきは前回の記事でお話しちゃったので、
今回はさくっと省略しますね。
お話のポイントはこんな感じです。
- 旧宅の玄関ホールへの不満ポイント
- 新居の玄関ホールのご紹介とこだわりポイント
- 新居の玄関ホールの後悔ポイント
これから玄関の仕様を考えようとしている方!
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
早速、見ていきましょう!
我が家の玄関ホールの仕様について
書いているうちに記事が長くなったので、
玄関アプローチを含めた詳細仕様は別記事でご紹介しますね。
お待たせしてしまってごめんなさい…
旧宅の玄関ホールへの不満ポイント:暗い、狭い、段差がない
新居に引っ越しするまで、私たち家族はかなぴ(夫)の社宅で暮らしていました。
社宅は昭和に建築されたアパートです。
ということはですよ、
どんな感じの玄関ホールなのか、なんとなくご想像いただけるでしょうか?
うーん…
良いイメージは無い…!!
ですよね~
そうなのです、不満しかないのです。
そんな旧宅の間取りイメージはこちら。
そのなかでも、
- 自然光が全く入らない
- 幅が狭い
- 上がり框(かまち)がない
この3点は特に不満に感じているポイントでした。
ではまず、このそれぞれの不満ポイントについて、具体的にご紹介していきますね。
不満ポイントその1:自然光が全く入らない
不満ポイントの1つ目、自然光が全く入らないです。
マンションやアパートって、
「南面にベランダがあって、代わりに北面に玄関がある」
っていうパターンがめちゃくちゃ多くないですか?
個人的には、
これ、ある程度は仕方がないことかなぁと思ってたりします。
戸数を多くして、
効率良い間取りにしようとすると、そうなっちゃうよね。
マンションはたくさんの入居希望者を集める必要があるので、
良くも悪くも定石の間取りになることが多いわけです。
このため、
「玄関付近に採光用の窓あります!」
みたいなケースは少ないよなぁと思っています。
デザイナーズマンションは例外かもですが…
さらに、
先ほどお伝えしたとおり、社宅は昭和に建てられたアパートなので、
そう…
まる~いのぞき穴が付いている玄関ドアなのです。
ビジネスホテルとかで見るやつ。
つまり、自然光は皆無なわけで。
晴れの日の昼下がりだって、電気をつけないと靴も履けないのです。
これが結構ストレスでした。
「晴れてるのになんで電気つけなきゃいけないんだろ」
っていう、なんだかモヤモヤした気持ちが…。
センサーライトだったら、まだ良かったかも知れないけどね。
昭和にはセンサーなんてもんはないんや…
不満ポイントその2:幅が狭い
不満ポイントの2つ目、幅が狭いです。
先ほどご紹介した社宅の間取りイメージを思い出していただけますか?
これです、これ。
玄関ホールのとこ、玄関と廊下の幅が同じなのです。
ちなみに、左横にある収納は埋め込みタイプのモノです。
靴を脱ぎ履きするスペース(たたき)の幅が、
廊下と同じっていうのはですね…
…
もう本当にめちゃくちゃ狭いんですよ…!!
家の廊下って、
正面からすれ違うことってできないですよね?
その幅しかないということなのです…
分かりやすい写真がなくて恐縮なのですが、
玄関から廊下を見たときの写真がこんな感じです。
このように幅が狭いと、並んで靴を履くことができないので、
小さな子供がいる我が家は、
お出かけ前の準備のたびに結構苦労したのでした…。
あとは、宅配物が届いたときや、
実家に帰省するときの荷物の搬入/搬出も大変でした…
不満ポイントその3:上がり框(かまち)がない
不満ポイントの3つ目、上がり框(かまち)がないです。
家づくりをはじめたばかりの方は聞きなじみがないかも知れませんが、
框っていうのはここの部分のことです。
これが無いっていうのも、マンションやアパートあるあるですよね…!!
框がないと、
靴を脱いだときに、砂がホコリがフローリングに侵入しやすくて、
衛生的にかなり気になってしまうのです。
私はキレイ好きなので、
フローリングが砂でザラザラしてるのは本当にイヤでした。
小さい子供が居ると特に汚れやすいですし…
子供が靴を上手に脱げなくて汚しちゃったときに、
思わず「イラッ」としてしまうのは、きっと親にも子供にも良くないです。
なので、玄関周りを清潔に保つために、
上がり框は欲しいな~といつも感じてました。
戸建てだと上がり框は大体あるはずだけども!
玄関ホールの実際の写真はこれだっ!!
ここからは、新居の玄関ホールの写真をご紹介しますね♩
先ほどの不満ポイントが解消された仕上がりになっているのか、
ぜひご覧くださいませ。
住み始めてから撮影した写真なので、生活感があります!
あらかじめご了承ください。
ではまず、玄関ドアを開けたときの光景がこちら。
玄関框もしっかり確保できていて、
幅も約1,820mm確保しているため、十分並んで座ることができるようになりました…!!
さらに、家族専用の靴の脱ぎ履きスペース(たたき)もあります。
でも、そちらは狭いです…(後ほどご紹介しますね)
ちなみに、夜になるとこんな感じです。
ここでのポイントは、天井に間接照明(センサー)を付けていることと、
正面左手に室内用ガラスを設置していることです。
室内用ガラスについては、
「ここにガラスあったら、目線の抜け良いぜ?」
という設計さんのセンスの賜物で採用しました。
この先はLDKになっていまして、
実際に目線抜けはとっても良く、内外の空間を自然に繋げてくれます。
注文住宅感があって、かなりお気に入りです!
お客さんも珍しそうにしてくれます。
LDK側からの見た目も、チラっとご紹介させてくださいね。
続いて、旧宅で不満ポイントになっていた、
玄関周りの自然光の確保について。
前回の記事でもご紹介をしたように、
採用した玄関には採光用の窓はありません。
このため、
玄関を入って左側にFIX窓を設置することで、自然光を確保しました。
それがこちらです。
お庭もキレイに窓に切り取られていて、とっても気に入ってます。
ちなみに、
このFIX窓は結構デカくて、図面では「16218」と書いてます。
数字の見方が分からないんだけど…
前の3桁が窓の横幅、後の2桁が縦幅を表しているみたい。
このFIX窓の場合は1,620mm × 1,800mmってこと。
枠は含まずにガラス面の大きさだけだよ!
ふーん…って、結構デカい!
でしょでしょ?
さらに、このFIX窓は南面に付いていることもあって、
大きさと相まって、これ以上無いくらい自然光を取り入れてくれます。
お庭からは丸見えだけどね~
お庭には分譲地内のちびっ子たちが遊びに来るのです。
続きまして、
靴を脱いで玄関ホールに上がり、右を向くとこんな感じ。
ここにもFIX窓を付けていて、
北側の庭木たちが見えるのと、採光にも一役買ってくれています。
この写真には扉や壁が写っていますが、それぞれ次のようになっています。
- 突きあたり右のドア:トイレ
- 突きあたり左のドア:LDK
- 手前の壁の右:エントランスクローク
①のトイレは以前の記事で仕様をご紹介していることと、
②のLDKは今後ご紹介するとして、今回は③のエントランスクロークについて。
結構散らかってしまっていますが、写真はこちらです。
さきほど、はる(妻)がお話していた、
「家族専用の靴の脱ぎ履きスペース(たたき)」とはこの場所のことです。
間取りの都合上、エントランスクロークは約2帖になっていて、
このため、家族専用のたたきも広く確保できなかったのですが、
子供は来客用、家族用とか区別することはなく、
堂々と広い側(来客用)からしか出入りしないので、
まあいっか!結果オーライ!
と、前向きに思うようにしています。
ついでに、
エントランスクロークの中も、もう少し写真付きでご紹介しますね。
まずはこちら!
ごく普通のエントランスクロークですが、
左側に帽子が掛かっているのが推しポイント。
これは、壁紙の中に鉄板を埋め込んでいて、
磁石のチカラによってフックを取り付けているのですよ!
この鉄板は、家のいたる所に設置しているので
個別の記事としていずれご紹介しますね♩
あとは、「エントランスクローク」と呼んでいるくらいなので、
服を掛けられるパイプも取り付けました。
(今は夏なので、コート類は掛かっていません)
天井には臭い対策として、
天井埋込型のナノイー発生器である「エアイー」を取り付けてます。
Panasonicのサイトによると、
ダウンライトと同じように簡単施工できるみたいです。
臭いが気になるスペースがあれば、みなさんも検討してみてくださいね。
そして、
玄関ホールには帰宅時 兼 トイレの手洗いを造作で作っています。
こちらも併せてご紹介させてください、どん。
この造作洗面については、
また改めて個別の記事でご紹介しますので、少々お待ちください。
前に一度記事にしたのですが、
建てる前の頃で実際の写真が無かったので、
写真付きでリニューアル予定です!
後悔ポイント:照明センサーの位置、風通し
こだわりポイントについては、
写真のご紹介の中で、あわせてお話しちゃったので、
ここでは後悔ポイントとして2点ご紹介しますね。
- 照明センサーの位置が悪い
- 風通しが悪い
後悔ポイントその1:照明センサーの位置が悪い
後悔ポイントの1つ目、照明センサーの位置が悪いです。
我が家の玄関ホールは、すべてセンサーライトを採用しています。
で、エントランスクロークについては、
そのセンサーを服を掛けるパイプの横に取り付けているのです。
先ほどご紹介した、この写真の右にあるモノがそうです。
鋭い方ならお気づきかも知れませんが、
そう…
コートを掛けるとセンサーが隠れちゃうんですよ…
電気付かないやんけ!!となります。
冬場に起きるストレス問題なのです。
コートを左に寄せてあげると感知するようになるので、
さほど大きな問題では無いのですが、
暮らしの中でちょっとした不便があるっていうのは
地味にストレスだったりします。
私は一度気になるとずっと気になる性格なので、
夏場の今もひたすらに気になります。
というわけで、センサーライトを検討中のみなさま!
センサーを邪魔するものが無いか、ぜひ確かめてみてください!
設計図面やパースでは分からないので、
生活をイメージすることが大事…!!
で、気になり続ける我が家はどうするのかというと、
「早速、天井付センサーにリフォームしてやろう!」
と考えています。
現在、アフターさん(住友林業ホームテック)にお声かけして、
調整を進めているところなんです。
ちなみに、他にも何か所かリフォーム予定です。
費用額によっては断念するかもですが、
リフォーム計画については追って発信したいと思います♩
後悔ポイントその2:風通しが悪い
後悔ポイントの2つ目、風通しが悪いです。
先ほどの写真をとおして、
玄関ホールは南面と北面にFIX窓を設置していることをご紹介しました。
これです、これ。
見た目はすっごく素敵で大変気に入っているのですが、
FIX窓なので開けることができず、風通しがいまいちなのです。
LDKのドアと玄関ドアを開けると、
風通しは良くなりますが、虫が…
ハイハイ中の下の子が玄関ホールに行かないかも心配です。
でも、デザイン的にはFIX窓の方が素敵なので、
風通しとデザイン、どちらを取るかはトレードオフかなぁと思っています。
そして、我が家は基本的にデザイン重視なので、
風通しの面は後悔もありつつ、これでよかったかな?と思っています。
みなさんも、もし迷うようなことがあれば、
良かったら参考にしてみてくださいね!
まとめ:玄関ホールを写真多めでご紹介しました
今回は、お家の顔とも呼べる玄関の仕様の中で、
屋内の空間である「玄関ホール」についてお話しました。
自然光を十分取り入れた間取りになっていたり、
室内用ガラスや造作洗面といった、注文住宅ならではの要素を取り入れて、
私たち家族にとっては十分満足な仕上がりとなりました。
外出時/帰宅時にちょっとテンションが上がります。
長く居る空間じゃないけど、こだわって良かった♩
家づくりに取り組む時って、
ついついLDKに予算を掛けてしまいがちですし、それが合理的だと思います。
でも、玄関周りって、
家族の人数や趣味、土地の特性によってガラッと変わるような、
結構個性が出る空間です。
なので、このブログでは、
「玄関周りに予算を費やす…これ、すごくありです!」
と強く進言させていただきます!
では、今回はこのへんで。
次回は玄関のご紹介の第三弾として、
これまでにご紹介した玄関周りの仕様について、細かくご紹介したいと思います。
この記事に書き切れていないことで気になることがあれば、
基本なんでもご回答しますので、コメントお待ちしております!
おしまい。
こちらのページから素敵な注文住宅のブログが見放題!
私たちの家づくり中に、とても勉強になったブログばかり♩
家が建っても未だに見ちゃいます。
てへ。
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