こんにちは、かなぴです。
(Twitter : Kanapi_House)
今回は住友林業からいただいた初回の間取りの内容がテーマです。
前回の記事のとおり、私たち家族は分譲地の一区画の土地を購入することに決めました。
それから、土地が決まったということで、間取り作成を色々な会社にお願いをしました。
このときのエピソードのうち、
- 間取り作成を依頼する時に実践したこと
- 住友林業からいただいた初回の間取りの内容
について、お話していきたいと思います。
ちなみに今回の記事では、住友林業以外の、お断りした会社の具体的なエピソードは登場しません。
機会があれば、また別の記事でお話したいと思います。
契約した土地ってどんなのだったっけ?という方は、こちらの記事もご覧ください。
それでは、いってみましょー!
間取り作成を依頼する時に実践したこと
これまでにご紹介してきたとおり、私は住友林業と契約をして家づくりを進めています。
でも、元から住友林業に決めていたわけではありません。
むしろ、会社ごとに独自性や強みがそれぞれあるので、最初から決め打ちをしたく無いという気持ちがありました。
ということで、気になった複数の会社に間取りを依頼する必要がありました。
さっそく要望の整理です。
まずはケーズ〇ンキでパソコンを購入します。
持ってなかったんです。早くも10万円ほどの出費です。
ちなみに、買ったパソコンはMicrosoft Surface Laptopでした。
Microsoft THH-00020 Surface Laptop Go i5/8/128 プラチナ 価格:102,080円 |
まあ、パソコンを買ったことで、今こうしてブログも書けているわけなので…
そこはよし!ということにします。
効率的に要望を整理する方法については、
ずばり!
以前の記事でご紹介したとおり、間取りを書いてみることです。
そうなのですが、このときの私たちは、そんなことを思い付くはずがなく。
各部屋の要望をひたすら書いて、インターネットやSNSから好みの写真をひたすら集めていきます。
気が付くと、パワーポイント80ページくらいの要望資料が出来上がっていました。
それをメールに添付して、間取り作成を依頼します。
ファイル容量が大きすぎて、メールが受け取れない会社が出てきました。
きっとヤバイ奴だと思われたに違いありません。
良い子のみなさんは、もうちょっと相手のことを考えて要望を作らないとダメですよ!
ちなみに、この記事を書いている時点で、各社に依頼してから半年くらい経っていますが、
まだ2社から返事が来てないんです。
どうやら間取り案の作成に時間が掛かっているみたいです。
住友林業からいただいた初回の間取りの内容
「住友林業と契約するまでの打ち合わせは10回!その内容をご紹介します。」
で紹介した打ち合わせ2回目の内容を、もっと細かく書いたお話になっています。
ということで。
そんな感じで、ほぼ迷惑メールを送りつけてしまったわけですが、
唯一、住友林業だけが、送った要望では不十分なところを事前に確認してきました。
当時の私が要望を作るときに書き記すことができていなかった、
- 夫婦の趣味
- 1日の暮らしの流れ
- 今の住まいに満足しているところ
- 今の住まいで不満に思っているところ
といったことです。
間取り提案の前から、早くも格の違いを見せつけてきます。好き。
そして迎えた間取り提案の当日…、
住友林業の提案は他社の提案と比較して、決定的に違うところが2点ありました。
それがこちらです。
- ゾーニングの考えを示してくれたこと
- 周辺環境を踏まえた提案をしてくれたこと
これらが、住友林業と契約したいと思わせてくれた一番の決め手になりました。
ゾーニングの考えを示してくれたこと
ところでゾーニングってご存知でしょうか?
ウィキペディアによると、結構いろいろな分野で使われている言葉みたいですが、
家づくりにおけるゾーニングとは、似ている区画や部屋をどこに配置するかを計画していくことです。
大きく分けて、敷地のゾーニングと住空間のゾーニングがあります。
まず、敷地のゾーニングとして、建物と駐車場をどう配置するかを計画します。
次に、住空間のゾーニングとして、玄関やLDK、水回りなどをどう配置するのか計画していく…といった具合です。
ゾーニングをすることで、バランスの取れた家の出来上がりをイメージすることができます。
住友林業の場合は、作ってくれた間取り案を提示する前に、
「なぜその間取りに行き着いたのか」
と言う部分を、ゾーニングの観点から順を追って説明してくれました。
まずは、敷地のゾーニングとして、車の停め方からです。
車は3台駐車したいです!という私たちの要望から、
以下の4パターンを検討したうえで、パターン④が最も有効であることを説明してくれました。
ど素人には、パターン④の考えは全く無かったので、この時点で「おおーっ!」でした。
続けて、住空間のゾーニングとして、空間の取り方です。
こちらも敷地のゾーニングと同様に、4パターンを検討のうえ、パターン④が最も有効であることを説明してくれました。
このパターン④を見たときには、私の気持ちはもう前のめりでした。
いや、実際も前のめりになっていたのかも知れません。
もちろん、四角い家の方がコストパフォーマンスに優れていることは百も承知です。
でも、せっかく風水や地相を無視して(元から気にしてませんが)、三方道路の土地を選んだのです。
坪単価もやっぱりちょっと高くて、私たち的には奮発してたわけです。
「せっかくなら、たとえ少し高くなったとしても、この土地だからこそ建てられるような家にしたい」
「オリジナリティに溢れたアイデアが欲しい」
そんな風に考えていました。
他社がコストパフォーマンスに優れた四角い家を提案する中で、
住友林業の設計さんは、私たちの想いを見事に汲み取った提案をしてくれた!と感じました。
それに、紆余曲折してたどり着いた間取りであることを説明してもらえると、納得感も段違いでした。
周辺環境を踏まえた提案をしてくれたこと
そして、ゾーニングの説明が書いてある資料を1枚めくると…
手書きで丁寧に間取り案が書いてありました。
まずは、1階部分です。
さきほど、ゾーニングで提示してもらったパターン④に沿った間取りになっています。
また、ゾーニングのお話には登場してこなかったのですが、建物は2階建てです。
続けて、2階部分です。
(この記事の中で、私たちが出した要望は細かくご紹介できていませんが)
広々としたLDK、短い家事動線、将来的に1階だけで生活が完結するように…
といった要望を挙げた結果、このような間取り提案をいただきました。
ここでちょっと思い出していただきたいことがあります。
前回の、土地を購入した記事の中で、墓地と線路が近いことを気になるポイントとしてご紹介していました。
周辺環境はこちらです。
そして、少し戻って改めて間取りをご覧ください。
そうなんです、お墓の方向に窓を取らない工夫をしてくれています。
また、西手の窓も最小限にしていて、音問題に配慮してくれていることも伝わります。
これは私の落ち度なのですが、実は間取り作成を依頼する時に、周辺環境のことは説明してなかったんです。
でも、住友林業の設計さんは、きちんと現場を確認してくれていました。
周辺環境まで調査したうえで間取りに反映してくれていた会社は、後にも先にも住友林業だけでした。
そんなわけで、この間取りを提案してもらった私は、ミスター味っ子に登場する味王くらい感動してました。
(わからない方はググってみてください)
あとがき
間取り作成依頼時のエピソードと、住友林業からの初回提案…いかがでしたでしょうか?
この初回提案で、私たちの気持ちは相当住友林業に傾きました。
結局、この後に提案してもらった各社の間取り案も、住友林業の提案と比べると今一つに感じてしまいました。
充分な時間を掛けて作成してくれた間取り…
素人の私たちにも真摯に説明してくれるような姿勢…
これらって、きちんと伝わるものですし、胸を打つものなんだなぁと身をもって感じました。
ちなみにこちらの設計さん。
ベテランかと思いきや、私よりもお若いです。
きっと、これからもどんどんキャリアアップしていくんだろうなと思います。
私も頑張ってキャリアアップして、早くローンを完済したいと思います…。
次回は、この間取りのこだわりポイントや、私たちが見直して欲しいなと思った点などについてお話していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします♩
おしまい。
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