当ブログ「理系男子のきこりんハウス」は、次のことを中心に取り上げたブログです。
- 家づくりの基礎知識
- 住友林業との家づくり
住友林業で2階建て40坪のマイホームを建築中である私が、経験談を記事にしました!
ぜひ、ご覧ください
「住友林業で、オプションが一切ない場合ってどんな家が建つんだろう?」
という疑問を解決する記事をシリーズ化したいと思います。
シリーズ第二弾となるこの記事では、トイレの標準仕様について徹底解説!
※2021年の情報です
オプション無しのトイレは、機能充実の快適空間なのか…!?
早速みていきましょー。
- 住友林業の標準的なトイレについて
・第二弾 トイレ編
・第三弾 お風呂編
・第四弾 洗面化粧台編
・第五弾 フローリング編
・第六弾 ドア編
・第七弾 階段編
・第八弾 玄関編
・第九弾 外壁編
・第十弾 屋根編
まずはトイレの種類を知ろう!タンクレス式とタンク式
住友林業の標準仕様を説明する前に、一般的なトイレの種類について、先にご説明します。
そのほうが、これからの話が分かりやすいと思いますので!
トイレは、タンクレス式とタンク式の2つに大きく分けることができます。
そして、タンク式のトイレは、さらに通常タイプとローシルエットタイプの2つに分けることができます。
最近のご家庭に導入されている、洋式のトイレってことです。
まずはタンクレス式のトイレから!
写真は住友林業のカタログから拝借しました。
タンクレス式のトイレは、見た目がすごくすっきりして人気が高いです。
メリットはそれだけではなく!
水道と直結して電気の力で水を流す構造になっているため、水を連続して流すことができます。
ほかにも、必要な水の量も少ないといったおトク効果があります。
デメリットとしては、トラブルに弱い!
停電時には、バケツに水を汲んで流したり、内蔵されてる手動レバーを使って流したりするといったように、ひと手間発生します。
あとは、ウォシュレットが故障するとトイレを丸々交換しないといけません。
そして、とにかく高い!
本体自体も高い、しかも手洗いが別で必要!!
このため、トイレ一式がすごく高いのです。
続きまして、タンク式のトイレです。
タンク式のトイレのメリットは、トラブルに強いこと!
停電時にも普通に使えます。
ウォシュレットが壊れても、ウォシュレットだけをササッと交換できます。
そして、何より安いんですよね!
タンク式は家計の強い味方なわけです。
デメリットは、みなさん経験があると思うのですが、水が連続して流せないこと!!
タンクに水がたまるまで待つ必要があって、これがちょっとしたストレスです。
私は結構、連続して流すことが多いのでよく分かるのですが…
あれ?自分だけかな…!?
あとは、見た目の存在感が強いというか、タンクレス式と比べてしまうとゴッツイですよね。
でも、最近は見た目のゴツさを抑えたローシルエットタイプっていうのも登場してきてるんですよ!
(写真の左のタイプのものです)
高さを抑えたタンクを設置して、タンクの上にある手洗いを無くしてるんです。
こんな努力で、タンクレス式に似せることで、すっきりレベルを高めています。
でもまあ、ローシルエットタイプにしてしまうと、手洗いが別で必要になってお金が掛かっちゃうので、諸刃の剣なのですが…
以上、タンクレス式とタンク式の違いについて、簡単にご説明しました。
もっと細かいことが気になるという方は、 「タンクレス式 タンク式 違い」 とかで検索すると、たくさん情報が出ているので、そちらをご覧くださいませ!
トイレ設備は全部で37万円
では、ここからは住友林業のトイレ設備の一覧について!
住友林業のトイレ設備は、次の5つに大きく分けることができます。
2階建ての場合になりますので、ご注意ください!
- 1階トイレ本体
(121,549円:諸経費込 / 税込) - 1階トイレ手洗い
(101,628円:諸経費込 / 税込) - 1階トイレ備品
(24,874円:諸経費込 / 税込) - 2階トイレ本体
(94,162円:諸経費込 / 税込) - 2階トイレ備品
(24,751円:諸経費込 / 税込)
※諸経費は12%、消費税は10%(諸経費計上後)で計算しています
ちなみにこの価格、本来は教えてもらうことができません。
(標準仕様と提案仕様の差額を見積もりに明記する必要があるので、教えてくれます)
1階トイレの仕様 タンク式ローシルエットタイプ、手洗いあり
ここでは、1階トイレの仕様についてまとめていきますね!
さきほどの①~③の部分です。
1階トイレ本体はタンク式ローシルエットタイプ(TOTO)
1階トイレ本体の標準仕様は、タンク式ローシルエットタイプ(TOTO製)になります。
トイレといえばTOTO! 安心感抜群であります!!
やっぱり写真のとおり、ローシルエットタイプだと空間が非常にすっきりしますよね。
代表的な特徴は3つほどあります。
ノズルきれい
まずはノズルきれいから。
ウォシュレット使用前後に、水でノズルをきれいにしてくれることはもちろん、トイレ使用後に「きれい除菌水」がノズルの内側も外側も自動で洗浄・除菌をしてくれるという優れた機能です!
「きれい除菌水」というのは、水に含まれるイオンを電気分解することでつくられる、次亜塩素酸を含む水のことです。
また、時間が経つと普通の水に戻ってくれるという、環境に優しい一面も持ち合わせています。
こちらから動画が視聴できます
ちなみに、この「きれい除菌水」は、TOTOが猛烈アピールしている機能になっています。
TOTO製のキッチンやお風呂にも使われてるんですよ~。
「ウォシュレットってきれいなのかな?」
という不信感をとっぱらってくれる心強い機能です!
クリーンデザイン
続きまして、クリーンデザインです。
なにがクリーンなのかというと、お掃除がとってもしやすいってことです。
水回りはついつい汚れがちになってしまいますよね。
トイレは汚れることが前提!みたいなところもありますし。
それに、トイレ掃除ってなかなか気が進まないんですよね…
キッチンとか洗面所は、「使ったついでにキレイにしとくか!」ってことがあると思うんです。
でも、トイレってそんなことないですよね。
あれ?これも自分だけかな…!?
なので、少しでも掃除のしやすいデザインを選ぶことって、結構大事なことだと思います!
標準仕様のトイレが、この構造になっているのは嬉しいポイントです。
ひろく見えて座りやすい便座
特徴の3点目は、ひろく見えて座りやすい便座です。
…そういうことみたいです!!
正直、この特徴はうまく話を広げるのが難しいというか…笑
私の国語力の無さが原因です、TOTOさんごめんなさい!
カタログ上では、便座とウォシュレット本体の段差が小さいので、ひろびろと感じられるということみたいです。
タンクレス式は標準仕様じゃない
ここまでお話をしてきて、お気づきかも知れませんが…
そう、タンクレス式は標準仕様じゃないんですよ!
トイレの種類でお話したとおり、やっぱりタンクレス式は高い!!
このローシルエット型が121,549円(諸経費込 / 税込)なのに対して、タンクレス式にすると約350,000円(諸経費込 / 税込)程度は最低必要になります。
(TOTOのタンクレス式トイレ「ネオレスト」の場合です)
その分、見た目だけじゃなくて機能も色々と充実はしているのですが…
1階部分のトイレは家族以外が使うこともあると思います。
なので、「トイレにお金をかけてもいいかな?」という方は検討をしてみてもいいのかも知れません…!!
ネオレストを含む提案仕様については、この記事では割愛します。
気になる方は営業担当さんに聞いてみてくださいね。
1階トイレ手洗いは埋め込み式
1階トイレの本体は、ローシルエット型なので手洗いがありません。
このため、1階トイレは埋め込み式の手洗いが標準で付いてきます!
住友林業クレスト製の手洗いです。
収納一体タイプなので、これさえあれば一安心です。
上の写真ではオーク色ですが、カラーバリエーションも豊富です。
なんと10色から選択が可能です!
トイレって、アクセントクロス(壁紙)を採用するご家庭が結構多かったりします。
収納のカラーが幅広く選択できたら、クロスもかなり自由に選ぶことができていいですよね。
ちなみに、トイレ手洗いは101,628円(諸経費込 / 税込)となりますが、これは給排水工事も含めた金額になっています。
1階トイレ備品は手すり付きのペーパーホルダーとタオル掛け
1階トイレの備品は、手すり付きのペーパーホルダーとタオル掛けです。
ペーパーホルダーが住友林業クレスト製で、タオル掛けはカワジュン製となっています。
ちなみに、カワジュンは、住宅用建材装飾やインテリアアクセサリーを取り扱っている会社です。
この二つの備品を合わせて、24,874円(諸経費込 / 税込)になっています。
個別だと、ペーパーホルダーが19,034円(諸経費込 / 税込)、タオル掛けが5,840円(諸経費込 / 税込)です。
こうやって金額が分かると、手すりが付いているとはいっても、ペーパーホルダーがめっちゃ高いことに気が付きます。
ペーパーホルダーは施主支給の定番だと言われています。
どんなに高いペーパーホルダーでも、20,000円を超えることはあまりないと思いますので、施主支給おすすめですよ!
もちろん、バリアフリー重視なので標準のまま…というのもアリです!
ちなみに我が家では、ペーパーホルダーを施主支給することにしました。
それがこちらです。
価格:7,480円 |
また、ペーパーホルダーを施主支給した場合は、取付費が2,378円(諸経費込 / 税込)ほど必要になります!
その点ご注意ください。
2階トイレの仕様 タンク式通常タイプ
では、引き続き2階トイレの仕様について!
さきほどの④~⑤の部分です。
1階のトイレとは違って、価格を抑えた仕様になっています。
2階トイレ本体はタンク式通常タイプ(TOTO)
2階トイレ本体の標準仕様は、タンク式通常タイプ(TOTO製)になります。
快適性よりも価格を重視してお安いものになっています。
ということで、1階も2階もTOTOが標準です!
この通常タイプのトイレは、代表的な特徴が2つほどあります。
本体ワンタッチ着脱
まずは本体ワンタッチ着脱です。
ウォシュレット本体を便器から簡単に取り外すことができます。
便器の奥の掃除がラクラクです!
掃除していて届かないところがあったらイヤですもんね。
届かないところだけ永遠にキレイにならないという…
それがトイレだったら、なおさら気になってしまいます!
取り外しができれば、すみずみまでキレイにすることができますし、気持ちよく掃除できますよね。
…
と、そんな感じで持ち上げたところで残念なお知らせです。
この「本体ワンタッチ着脱」はリーズナブルな機能で、1階のトイレにはもっといい機能が付いています…
それが、ワンプッシュでウォシュレット前方が持ち上がる「お掃除リフト」という機能です。
(カタログでは代表的な特徴として紹介していなかったので、さっきは省略しました)
まあでも!
実際に掃除しやすいことには変わりないですし、機能を抑えてお安くなっているので、気を取り直していきましょう!!
たっぷリッチ洗浄
特徴の2点目は、たっぷリッチ洗浄です。
これは、おしり洗浄時のウォシュレットに関係する機能になっています。
流速の違う洗浄水を交互に連射して大きな水玉をつくり、たっぷりとした洗い心地をもたらしてくれるとのことです。
「ケツ、たくさん洗いますぜ?」
という、シンプルかつ頼もしい機能になっています。
ちなみに、この機能は1階の標準トイレにも付いています。
(カタログでは代表的な特徴として…以下略)
そう聞くと、「もっとグレードが高い洗浄機能あるんじゃないの?」と気になるところですが…
やっぱりあります。
それが、「たっぷリッチ洗浄」の水に空気を含ませて、よりたっぷり感のある洗浄を実現した「エアインワンダーウェーブ洗浄」というものです。
肌触り(おしり触り?)も良くなるらしく、痔持ちの人でも安心です。
痔持ちの営業担当さんが言ってました。
ということで、2階トイレ本体は機能を必要最低限にして、できる限り価格を抑えているスタンスとなっております。
でも、TOTO製ですし! 使い勝手が悪いってことは無いと思います。
2階トイレ備品は埋め込み収納、ペーパーホルダー、タオル掛け
2階トイレの備品は、埋め込み収納、ペーパーホルダー、タオル掛けです。
埋め込み収納が住友林業クレスト製、ペーパーホルダーとタオル掛けはカワジュン製となります。
タオル掛けは1階トイレと同じものです。
この三つを合わせて、24,751円(諸経費込 / 税込)になっています。
個別だと、埋め込み収納が14,501円(諸経費込 / 税込)、ペーパーホルダーが4,411円(諸経費込 / 税込)、タオル掛けが5,840円(諸経費込 / 税込)です。
(四捨五入の関係で一致していません)
ペーパーホルダーに関しては、手すりが減っただけでなく、数まで1連に減らされてしまいました…
シンプルイズベストを追い求めた結果です。
まとめ:住友林業の標準仕様のトイレについて
この記事では、住友林業の標準仕様のトイレについてまとめました。
まずは内訳!
- 1階トイレ本体
(121,549円:諸経費込 / 税込) - 1階トイレ手洗い
(101,628円:諸経費込 / 税込) - 1階トイレ備品
(24,874円:諸経費込 / 税込) - 2階トイレ本体
(94,162円:諸経費込 / 税込) - 2階トイレ備品
(24,751円:諸経費込 / 税込)
※諸経費は12%、消費税は10%(諸経費計上後)で計算しています
でも、家族以外が使うことも多いですし、奮発してタンクレス式もありかもしれません!
こちらはとにかく価格を抑えた仕様でした。
でも、家づくりの予算は限られています。
とっても賢くて、カッコイイ判断だと思います!
住友林業では標準仕様のトイレはTOTOだけですが、LIXILのトイレも選択することができます。
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