当ブログ「理系男子のきこりんハウス」は、次のことを中心に取り上げたブログです。
- 家づくりの基礎知識
- 住友林業との家づくり
住友林業で2階建て40坪のマイホームを建築中である私が、経験談を記事にしました!
ぜひ、ご覧ください
今回は、住友林業から地鎮祭(じちんさい)をやんわり自粛するように言われた話についてご紹介します。
このブログでは、これまでに我が家の間取りや住友林業の標準仕様しかご紹介できていない状態なのですが…
実際の我が家はもう建築中なんです。
時系列で整理すると、次のような感じです。
- 2020年
- 12月24日 建築工事請負契約
- 2021年
- 05月01日 建築着工合意契約
- (本来はこの間に地鎮祭があります)
- 05月31日 着工
- 07月16日 上棟完了
マイペースで更新を続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします♩
さて! 先ほどの時系列の中で少し触れていますが、
「建築着工合意契約」から「着工」までの間に、本来は「地鎮祭」という催しが執り行われます。
この地鎮祭について、私たちは以前に住友林業からやんわりと自粛を促す書面をいただいたことがあります。
そして、この書面のせいだけでは無いのですが、結果的に地鎮祭をしなかったんです。
なぜ地鎮祭をしなかったのか…。
この記事では、地鎮祭にまつわる次の2点についてお話していきます。
- 住友林業からもらった地鎮祭自粛の書類
- 私たちが地鎮祭をしなかった理由
それでは、はりきっていきましょ!
- かなぴ家の地鎮祭にまつわるエピソード
地鎮祭とは:建築前の祈願の儀式のこと!
ここでは地鎮祭のことを簡単にご紹介していきますね。
「もう知ってるぜ!」
という方は飛ばしていただいておっけーですよ!
普段の生活の中で、地鎮祭という言葉を耳にすることってないですよね。
基本的には、更地の状態から家を建てる場合にしか縁のない言葉です。
農業の分野でも使われるみたいなので、人によっては詳しいかも。
私も全然知らなかったので、この機会にググってみました。
クラシスホームのブログでは、地鎮祭の概要を次のとおりご紹介しています。
地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、「工事中の安全」と「建築物が何事もなく永くその場所に建っていられること」を願う儀式のことを言います。
「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。
「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味があります。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞(のりと)をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、工事の無事を祈ります。
(クラシスホームブログより)
- クラシスホームが好き!という余談(クリックで開く)
- クラシスホームは愛知・名古屋で大人気の住宅会社です!
東海地方に住んでたら家づくりをお願いしたかった…!!せめてもの想いで、クラシスホームの外観をかなり参考にさせていただきました。来世で建てたいと思います。(かなり本気)こんな形でも、クラシスホームをご紹介できて嬉しい…。
ということで、簡単に言うと建築前の祈願の儀式です。
おそらく未経験の方がほとんどなので、
「準備や当日の進行はどうしたらいいの?」
と不安になると思うのですが、そこは心配ご無用です。
きっと、住宅会社が丁寧に説明してくれるはず。
ただ、地鎮祭を行うにはそこそこ費用が必要になります。
一般的には3万円~5万円程度となっているみたいですよ!
また、ずっと前は、
「地鎮祭はやって当たり前」
といった風潮でしたが、最近では、
「地鎮祭しなくてもいっか」
という方も少しずつ増えているとか…。
泉北ホームで家づくりされている松本彩可さんの調査によると、Twitterの家垢の4人に1人くらいが地鎮祭をしていないそうです。
ご本人のTwitterアカウントはこちら。( : SaikaMatsumoto)
そんなわけで、ここまでを3点でまとめてみます!
地鎮祭は…
- 建築前の祈願の儀式
- 3万円~5万円程度の費用が必要
- 必須じゃないけど、やってる人は多い
なんとなく個人的には、初詣の強化版のようなイメージです。
住友林業から地鎮祭を自粛するようにやんわり言われた
さて、ここからが本題です。
先ほど時系列でご紹介したとおり、
私たちは2020年12月24日に「建築工事請負契約(初回契約)」を締結しています。
その際に、住友林業から地鎮祭を自粛するようにやんわり言われました。
当日のやり取りはこのような感じ!
ご理解とご協力をお願いしたいことがございます。
ピラッ
地鎮祭及び上棟式について
…(中略)…
さて、近年では住宅建築を取り巻く環境も大きく様変わりし、一般的には地鎮祭をせずに建築工事を着手することが一般的になっております。
弊社としましては、スケジュールを極力円滑に進めさせて頂く為、またお客様に玉串料などの費用負担をお掛けしないよう、特にご要望の無い場合には、地鎮祭を行わず工事に着手させていただいておりますので何卒ご理解賜りますようお願い致します。
…(以下略)…
実際に貰った書面はこちらです。
「ほほー、自粛傾向なんだ」
という感じですよね!
このエピソードは2020年12月のことなので、もしかしたら新型コロナウイルスの影響もあったのかも知れません。
やっぱり地鎮祭をするつもりが一切なかった夫婦
さきほどお話したとおり書面をもらったものの、
といった思いから、数ヶ月間ほど放置していました。
これらが決まって、着工の見通しが立ってきた頃…
改めて夫婦で地鎮祭に対する考えを話すことにしました。
んじゃまた営業さんに伝えておくね。
ということで、10秒足らずで地鎮祭はしない方向で話し合いが終了しました。
すごくあっさりでしたが、ちゃんと私たちなりの理由があります。
六曜を一切気にしていない
六曜とは、「大安」とか「仏滅」といった、暦のうえでの吉凶を表しているお方のことです。
みなさんもご存じのとおり、特にお祝い事には「大安」が好まれたりします。
そんな中、私たちの家づくりの節目となっている日の六曜は、こんな感じでした。
- 2020年
- 12月24日(友引) 建築工事請負契約
- 2021年
- 05月01日(仏滅) 建築着工合意契約
- 05月31日(大安) 着工
- 07月16日(赤口) 上棟完了
そう、六曜のことはまったく1mmも気にしておりません。
「その日が自分にとって良い一日なら、それでいっか!」
というタイプなのです。特に妻!
ちなみに、信仰がある方を否定するつもりは全然ないです。
信じたいものを信じる気持ちは、とても尊いものだと思います。
ただ、私たち夫婦は揃って理系人間でして…。
どうしても目に見えるものだけを見てしまいがちなんです。
なので、仮に六曜が良かったとしても、
気にしてないので気付かないままだったりします。
風水・地相も一切気にしてない
以前の記事でもご紹介をしましたが、私たちは北南東が道路になっている分譲地の土地を契約しています。
こんな感じで三方向を道路で囲まれている土地って、風水・地相は思いっきり凶なのです。
でも、六曜と同じく私たちは全く気にしておりません!
というか、むしろこんな土地を探していました。
だってですよ?
道路に面している方角が多いぶん、自由な間取り検討ができるじゃないですかっ!!
実際に、今回の家づくりで複数の住宅会社に間取りを提案していただきましたが、玄関の位置からして各社バラバラでとても自由度が高かったです。
さらに、間取りの風水も全然気にしておりません。
「快適に住めればそれでよし!」
といったスタンスです。
私が家ブログを読み漁っていたころに、
- 風水を気にして住みにくい家になった
- 間取りが決まったのに親に風水が悪いと反対され、白紙になった
といった失敗談をちらほら発見しました。
何を優先するのかは各ご家庭次第ではありますが、私たちにとっては暮らしやすさが優先度大だったわけです。
家ブログ読み漁ってるのは今もじゃないの?
ぶっちゃけ地鎮祭に必要な費用がもったいない
信仰心が控えめだったことに加えて、思っていたこと…
そう、「費用がもったいない!」です。
こんなことを言うと神職の方に申し訳ないのですが、
こちらとしても限られた予算の中で家づくりをしています。
なので、削減できるところは削減したい、という思いが先行してしまいました。
実際に、地鎮祭の費用が5万円だったとすると、こんなオプションを追加することができます。
- 窓の水切り材(雨だれ予防)
- 傘を掛ける玄関外のマルチフック
- ピクチャーレール
- 天井埋込のナノイー発生器
- 家中のコンセントのオシャレ化
- フローリングの埋め込みコンセント
- 室内物干しワイヤー
- 造作のカウンター
- 造作のニッチ
これらは、それぞれ5万円以内で採用可能なんです。
ちなみに全て我が家の実例なので、今後ブログでもっと丁寧にご紹介しますね!
職人さんに伝わる形で還元した方が良いと思った
冒頭あたりでもお話したとおり、地鎮祭は安全を祈願する意味も込められています。
で、地鎮祭をしなかった私たちは職人さんの安全をないがしろにしているかというと、決してそういうわけではありません…!!
安全第一で考えていただけるように、もうめちゃくちゃ願ってます。
実際に生産担当さんにも、
余裕あるスケジュールでお願いします。
と、繰り返しお願いしました。
でも、職人さんも生活があるので、無理のない範囲でスケジュール通りになるように作業しますだって。
そして、現場に足を運んだ時には、何かしら差し入れをお持ちしたいと思っています。
個人的には、地鎮祭にお金を掛けるなら差し入れにお金を掛けて、職人さんを応援したいと考えたのです。
余談:地鎮祭をしないことを営業さんに伝えてみました
そういうわけで、地鎮祭をしないことで結論が出た私たち。
そのことを営業担当さんにお伝えします。
何か心境に変化がございましたか?
(自粛の文書も営業さんが出してましたよね…?)
とは思いましたが言えませんでした。
営業さん、一度に何組も相手にしてるから大変だろうなぁ…
そのせいか、契約後は少し私たちを放置気味なので寂しいです。
まとめ:住友林業から地鎮祭をやんわり自粛するように言われた話
今回は、住友林業から地鎮祭をやんわり自粛するように言われた話をしました!
「建築工事請負契約(初回契約)」のときに書面をもらったのです。
ちなみに、Twitterでお聞きしてみた限りでは、
私たちのように書面をいただいた方はいないような感じでしたので、結構珍しいケースなのかも知れません。
そして、元からするつもりがなかったのもあり、書面どおり地鎮祭は行いませんでした。
その分のお金は、家のオプションや職人さんへの差し入れに充てたいと考えたのです。
ただ、地鎮祭って家づくりの節目になるイベントですし、何回も行えるものではありません。
思い出として残ることは間違いないですし、
「これからとうとう建築かぁぁ!!」
と気分も晴れやかになるはず。
ひっそり地縄が張られて建築開始してましたし…
そんなわけで、私たちの地鎮祭エピソードでしたが、
これについては、「やる」「やらない」の正解はないんじゃないかな~と思ったりします。
何を優先するかは各ご家庭次第ですので、ご家族が良いと思った方向に歩んでいけたらそれが一番!
今回の記事が、
「地鎮祭乗り気じゃないけど、やらないといけないのかな…」
と思い悩んでいる方に少しでも届けば嬉しいです。
おしまい。
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