当ブログ「理系男子のきこりんハウス」は、次のことを中心に取り上げたブログです。
- 家づくりの基礎知識
- 住友林業との家づくり
住友林業で2階建て40坪のマイホームを建築中である私が、経験談を記事にしました!
ぜひ、ご覧ください
前回、予算オーバーで積水ハウスを諦めたお話をご紹介しました。
その記事が思っていた以上に好評でしたので、第2弾をお届けしたいと思います。
今回は、私たちが一条工務店を諦めたエピソードについてご紹介します。
先におことわりをしておくと、
このエピソードには、ためになる情報はそんなにありません…!
ネタとノリだけで書いていますので、温かく見守る気持ちでご覧いただけたら嬉しいです。
さて、一条工務店は東京都に本社、静岡県に浜松本社を置くハウスメーカーです。
なぜ本社が2つあるのかと言いますと、
元々は1978年に静岡県で創業した工務店だから!
「家は、性能。」という企業ポリシーを胸に、
高性能住宅の研究を重ねた結果、地方の工務店から大手ハウスメーカーにまで上り詰めたというスーパー企業なのです。
具体的には、一条工務店は「耐震」、「省エネ」、「健康」のそれぞれの分野で安心の家づくりにこだわっていて、
- 独自の地盤調査と強固な構造によって得られる高耐震性
- 建物の80%を工場で生産することによる品質の安定化
- 高気密・高断熱を実現する断熱構法や自社開発の窓、サッシ類
- 家のどこに居ても快適に過ごせる換気システムや全館床暖房システム
などなど、業界最先端のたくさんの技術が利活用されています。
実際はもっとたくさんの性能へのこだわりがあるんです!
また、このようなこだわりは、注文住宅を検討している施主のみなさんにも高く評価されています。
特にSNS界隈では絶大な人気を誇っていて、実際に一条工務店で家を建てたオーナーさんからも、
「家中がとっても快適すぎる!」
いう投稿が日々寄せられるほどです。
※個人の所感です
ちなみに、2019年には次の3項目でギネス世界記録に認定されていたりもします。
- 最新年間で最も売れている注文住宅会社
- 最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社
- 最大の工業化住宅工場
まさに、高性能住宅の代名詞と呼べる会社なのです。
ただ、こんなにも大人気な一条工務店ですが、
メディアへの露出が少ないため、注文住宅と関わりがない方の知名度はちょっと低いです。
かくいう私も家づくりをはじめるまで、一条工務店のことを知らなかったです。
担当じゃなかったから関わることはなかったです。
そんな私が、果たしてどうやって一条工務店と出会ったのか。
そしてなぜ諦めることになったのか…。
非常にしょうもない理由…!!
この記事では、一条工務店を諦めたエピソードとして、主に次の2点についてお話していきます。
- 一条工務店との出会い
- 一条工務店を諦めることになった決め手
それでは、はりきっていきましょ!
- かなぴ家が一条工務店と出会って別れるまでのエピソード
一条工務店との出会い:住宅展示場でのいらっしゃいませっ!!
あれは、妻の職場経由で、住友林業の担当営業さんが付いたばかりのことです。
私(かなぴ妻)は銀行の住宅ローン関係の部署で働いています。
当時は住友林業のことを名前程度しか知らなかったため、
一度、モデルハウスを見に行ってみようかなと思い、近くの住宅展示場に足を運ぶことにしました。
二人で行ってみよっか。
(指をしゃぶる音)
住宅展示場に車を乗り入れた瞬間、飢えた肉食動物のようなスタッフさんたちの目線が。
「狩場に草食動物が迷い込んできた!」
という感じで、じっとこちらを様子を伺っているのを感じます…
こういう状況、普段なら声を掛けられると足を止めて話してしまいがちな私です。
だがしかしっ!
今日は息子という救世主がいたのです。
展示場がとてもめずらしいのか、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ向かおうとするではないですか!
そんな姿を追いつつ、息子が立ち止まった時にはかがんで話しかけ、そっと誘導してあげる…
これだけのことで、肉食動物の縄張りをどんどん抜けていきます。
こうして、住友林業の展示場が目前に迫り、無事に到着したと思った瞬間…
ヤツに捕まってしまいました。
そう、一条工務店です。
いらっしゃいませっ!!!
住友林業のモデルハウスの対面…
紅白柄のテントの中から声を張り上げるお姉さん登場です。
思わず立ち止まり、お姉さんをじっと見つめる息子。
風船で息子を釣ろうとするお姉さん。
…雌雄は決しました。
こうして、住友林業の展示場を目の前にして、一条工務店の展示場に引き込まれたのでした。(このあと、ちゃんと住友林業の展示場にも行きました)
想像してた何倍も良かったモデルハウス
マッチョな営業さんの登場
一条工務店のモデルハウスに足を踏み入れると、早速営業さんが出てきます。
めっちゃ体育会系の営業さんです。
アメフト選手がスーツを着ている姿をご想像ください。
そんなマッチョ営業さんにアンケートへの記入をお願いされ、さらさらと記入します。
住宅展示場でアンケートに名前を書いてしまうと、営業担当さんが決まってしまいます!
紹介割引が受けられなくなるなど、デメリットがありますのでお気を付けください。
無知だったんです…
すると、さっそく営業さんが質問を投げかけてきます。
営業トークの開始です。
初めて家を建てるお施主さんが何を重視しているか、
アンケートを取った結果です。
(なんだこやつ…)
ペラッ…
次に家を建てるなら何を重視するか、
同じアンケートを取った結果です。
性能を重視されている方が非常に多いんです。
(まあ何言われてもデザイン性を重視するけど)
そう、私かなぴは結構頑固なんです。
ただ、このトークを皮切りに、一条工務店の性能に対するこだわりを次々と畳みかけてきます。
冒頭で一度ご紹介をしたような内容です。
一条工務店を検討するうえでは大事なことなので、もう一度書いておきますね。
- 独自の地盤調査と強固な構造によって得られる高耐震性
- 建物の80%を工場で生産することによる品質の安定化
- 高気密・高断熱を実現する断熱構法や自社開発の窓、サッシ類
- 家のどこに居ても快適に過ごせる換気システムや全館床暖房システム
そして、
実際の目でお確かめください。
ということで、説明を聞きながら体験させてもらうことになりました。
自社開発をしている窓について
といった感じで、前のめりになってご紹介してくれます。
さすがは体育会系です。
ただ、このペースでやりとりが続くのは、長いしちょっとしんどいので、ブログ上では「だいたいこんなこと言ってました」ということをまとめるようにしますね。
一条工務店は、性能に関する独自の研究を重ねていて、色々な設備を自社開発しています。
窓はその代表的な設備の一つです。
「トリプルガラス」といって、1つの窓が3枚のガラスで作られているんです。
これにより断熱性能がとっても高い!
さらに、ガラスの間に注入するガスにも、クリプトンガスという熱を伝えにくいガスを利用しています。
トリプルガラスは他社でも採用は可能ですが、かなり高額になってしまうんです。
このため、他社の場合は北海道などの寒冷地でしか利用されない場合が多いのです。
でも、性能にこだわる一条工務店は、これを標準仕様として採用することができます。
そして、この高い断熱性能については、実際にモデルルームでも体験させてもらえたんです!
モデルルーム内にある体験コーナーに小部屋が設置されていて、そこに窓が付いてます。
小部屋の外から白熱電球を窓に近づけていって…
しかも、窓を良いものにすると断熱性能だけでなく、遮音性能も向上するんです。
そんなわけで、次は小部屋から出て、小部屋に踏切音の爆音が流れるカセットを置きます。
そして踏切音を流すと…
今は踏切のそばの社宅に住んでいて、踏切音で目が覚めるくらいうるさいので、
この遮音性能は、「一条工務店すげぇぇ!!」と感激しました。
ハイドロテクトタイル(外壁タイル)について
続いて外壁タイルの紹介と体験です。
一条工務店は、標準仕様で外壁にタイルを選択することができます。
これが標準仕様なのはとってもお得なんですよ!
このタイルは、TOTOの光触媒技術である「ハイドロテクト」を使っているため、「ハイドロテクトタイル」と呼ばれています。
ハイドロテクトタイルは、タイル自体の特長である、
「汚れ」「変色」「劣化」「キズ」「火・熱」「水・寒さ」に強い点に加えて、
太陽の光で汚れを分解して雨で洗い流す「セルフクリーニング効果」があります。
これによってキレイ長持ち!ということみたいです。
また、汚れが落ちる様子の動画はこちらから視聴できます
モデルルームでは、まさにこの実験を間近で見せてもらうことができました。
汚れがみるみる落ちていく様子に、息子も大興奮!!
オリジナルの防蟻処理について
最後に、防蟻処理です。
防蟻処理とは、木造住宅の天敵である「シロアリ」対策のことです。
シロアリはGの仲間なんですよ…
木造住宅を取り扱う会社は、木材がシロアリに食べられてしまうことが無いように、各社さまざまな防蟻対策を実施しています。
一条工務店の場合、外壁に使う木材に対しては、薬剤の加圧注入による防蟻処理を行っています。(内側の壁に使われる木材は、また別の防蟻処理を行っています)
この薬剤の加圧注入を施すと、木材が緑色に染まるんです。
モデルルームでは、この緑色に染まった木材を実際に見せてもらい、
というアピールを強めに浴びせられました。
時間の都合上、性能の紹介は大きくこの3点だったのですが、
こういった形で、説明とあわせて目で見て体験することで、一条工務店の良さがびしびし伝わってきました。
さすがは性能を最重視している一条工務店という感じです。
そんなわけで、なし崩し的に訪れたモデルルームでしたが、
一通り見終えたころには「一条工務店も検討してみよう」と思うほどになっていました。
モデルルームを後にする前に、一条工務店の家に宿泊できる「宿泊体験会」の案内をしていただき、お土産にたくさんの衣類用洗剤を貰って…
その足で住友林業の展示場に寄って帰宅しました。
妻の様子がなんかヘン
妻が仕事から帰ってきたので、さっそく今日の出来事を報告です!
一条工務店にも行ってきたよ!
宿泊体験会の日程案内もしてくれるんだって。
一条工務店かぁ…やばいかも…
かなり歯切れが悪そうな感じです。
その時は「悪い営業さんでは無かったけどな~」と疑問に思っていたのですが…
まさかの形で諦めることになるとは…
お礼の手紙がヤバかった件
モデルハウスを見に行って、数日経った頃のことです。
一条工務店から封筒が送られてきました。
と思っていたら、こんなことが書かれていたんです…
(実際の文章と一部異なりますが、おおむねこのような感じです)
先日は一条工務店のモデルハウスにお越しいただき、ありがとうございました。
…(中略)…
住宅に求められるものは制能です。
快敵な暮らしが…
…(中略)…
一条工務店のモデルハウスで、高い制能を体験いただき、将来の暮らしを創像いただけたでしょうか。
…(中略)…
今後ともよろしくお願いします。
いや、やばくないですかコレ!?
実際はもうちょっと多く間違えていたんですが、どれもこれも小中学校で習う漢字ばかりです。
しかも、一条工務店は「家は、性能。」という企業理念を掲げているにも関わらず、性能の漢字を間違えてます。
二度も間違えていたので、本気間違いです。
ということで、付箋1枚の手紙の中で、漢字間違いが散見されたため、
と相当な危機感を感じ、これ以上先に進むのが怖くなり、
一条工務店は諦めることになりました…
銀行でも色々とウワサが…
一条工務店の営業さんに教えてあげる?
あとがき:一条工務店を諦めたエピソード
今回は、私たちが一条工務店を諦めたエピソードをお話してきました。
一条工務店は、高性能な住宅をとても得意とする会社です。
さまざまな技術を自社開発するほどの強いこだわりがあります。
ダメ押しで書いておくとこんな感じです。
- 独自の地盤調査と強固な構造によって得られる高耐震性
- 建物の80%を工場で生産することによる品質の安定化
- 高気密・高断熱を実現する断熱構法や自社開発の窓、サッシ類
- 家のどこに居ても快適に過ごせる換気システムや全館床暖房システム
私は、はじめは一条工務店をまったく知らなかったのですが、
ふらっと寄ったモデルハウスで性能の素晴らしさを体験できたことで、
「一条工務店いいな~」
と1日で思えるほどになっていました。
ただ、その後に郵送されてきた手紙が本当に…やばい!笑
速攻で諦めがつきました。
もしかしたら、営業さんを変えてもらうと言うのも一つの手だったのかも知れません。
でも、当時はそこまで気が回らなかったですし、
それに、今回ご紹介した内容が営業さんとの接点のすべてなので、この状態で担当者変更をお願いするのはかなりしんどそうです…。
結局、縁が無かったということです!
みなさんも手書きの手紙を書く場合は、十分お気を付けください…!!
では、今回はここまでということで。
引き続き、住友林業や我が家の仕様をまとめていきますので、今後ともよろしくお願いしますね!
おしまい。
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